ということで、実質的な旅の始まりはヴェネツィアから。
ヴェネツィアは今回が二度目だったんですがやっぱりいいですね。車はなく運河と狭い路地とでつくられている街は否応もなく旅情をかきたててくれます。
前回来たときは初回だったこともあり、サンマルコ寺院やドゥカーレ宮殿などの観光名所を見学するだけで一杯一杯だった感じでしたが、今回はゆっくりと街を歩き回ったり島を巡るなどしてヴェネツィアを堪能することができました。
ヴェネツィアに来たら広場周辺の名所観光もいいですけど、街歩きを楽しんでみるのがオススメですよ。
路地を当てもなく歩いてみたり、ヴァポレットという水上バスに乗って別の島に行ってみたりと。そうしてみると広場周辺の賑やかな雰囲気とは違ったヴェネツィアらしさを感じることもできますし。
さて、個人的にオススメなとこを写真と共に紹介していきましょう。
・サンマルコ広場から眺めるサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会
ヴェネツィアといえばやっぱりこの風景ですよね。これは本当にいつまでも見ていても飽きない美しい風景だと思います。
・サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の鐘楼
教会自体の美しさもさることながら、ここで素晴らしいのは鐘楼からの眺めです。サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の鐘楼といえばジョジョの奇妙な冒険第5部でもお馴染みですが、ここからの眺めは素晴らしいです。サンマルコ広場の鐘楼やドゥカーレ宮殿を含めて本島をずっと遠くまで見渡すことができますし、同じ鐘楼に登るならサンマルコ広場の鐘楼よりもこっちをオススメしたいですね。
・ムラーノ島
ガラス工房があることで有名なムラーノ島ですが、本島に比べると人の数が少なめなので落ち着いた気持ちで散策することができました。ガラス製作の現場を見学したり、ガラス博物館で数々の名品を鑑賞してみたり。そして気になったお店に入ればそこでは美しいガラス製品の数々を見ることができて楽しかったです。
紹介するとなるとどうしても有名なところばかりになってしまいますが、やはり楽しいのはあてもなく散策をしていたときですね。
写真は路地の一本を写したものです。ベネツィアの街は本当に路地(カッレ)ばかり。そしてカッレを歩いていると所々に現れる広場(カンポ)、無数にある運河をまたぐ橋(ポンテ)が織り成す独特のリズムはただの散策であってもなんだか楽しいものにしてくれます。
路地によっては写真のものよりも細くて薄暗いところもあったりもします。そこを歩いているときはちょっと不安になるものなんですけど、それを堪えて歩き続けたときにカンポに出たときの開放感。なんてことはないんですけど思い出すとまた歩いてみたくなりますね。
さて今回はこの辺で。
次もまたヴェネツィアについて。今度は行ったお店についてでも書いていきたいと思います。
それではまた。
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